ドジャースへ電撃移籍の筒香が待ち受ける大きな「ハードル」とは

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 案の定、ウエーバーで獲得に手を挙げる球団は現れなかった。レイズはウエーバー期間が明けるやいなや、他球団とのトレード交渉を開始。そこでドジャースと、残る年俸分のほとんどはレイズ側が負担する形でのトレードが合意に達した。ドジャースが負担するのはメジャー最低年俸を残るシーズンで日割りした4300万ドル(約4700万円)だけ。ドジャースは実質負担がほとんどない形で筒香を獲得でき、レイズにしてもトレードの見返りを享受できる。トレードの交換要員はまだ決まっておらず後日決まるが、恐らく相当額の金銭で落ち着くとみられている。

 筒香にしても渡りに船ともいえる話だったのではないか。DeNA時代からロサンゼルスで自主トレを重ねてきた。メジャー挑戦を表明した際には、ドジャースを第一志望としていたことは、多くの関係者にとって周知の事実でもある。

 とはいえレギュラーの座が確保されているわけではない。まずドジャースが在籍するナ・リーグはDHがない。ベリンジャー、ポラック、シーガーら負傷者が続出しているチームだが、層が薄いわけではなく、筒香には一塁、三塁、外野の控えとしての立場がまず与えられるだろう。長距離砲という意味では、同時加入のプホルスもライバルになる。限られた出場機会で、しっかりと結果を残す。難易度の高いミッションを完璧にこなさない限り、新天地での明るい未来は見えてこない。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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