中野友加里が語る「モチベーション維持」とパフォーマンス発揮で重要なこととは
試合前の験担ぎは〇〇を食べる!
大舞台において、それまで積み重ねてきたことを活かし、自身のパフォーマンスを最大限に発揮することは、計りしれないプレッシャーだろう。現役時代、世界選手権をはじめ数多くの大舞台を経験した中野さんは、このように振り返る。
「私の場合、オリンピックへの出場経験はありませんが、世界選手権で言いますと、世界選手権はフィギュアスケート選手にとってすごく重要な大会で、誰もが出場したいと思っている大会。私が初めて出場した時に覚えていることは、まずは出られたことがすごく嬉しいので、その会場の雰囲気だけでも楽しむ。その場にいられることだけでもありがたいと思って、滑っていました。そこで結果がどうなろうと、初めての経験だからそれを糧に、次も出られるようこの経験を活かさないとと思いましたね」
そんな大舞台をはじめ、数々の大会に出場してきた中野さん。試合前には、こんな験担ぎをおこなっていたという。
「『跳べる』というように鶏肉を食べたりだとか、勝つためにトンカツを食べたりしていました。試合直前になってくると、パワーも必要になってくるので、栄養の高いものやカロリーの高いものを食べて臨むようにはしていました。当日だけは体重のことは考えず、なるべく力に変えられるようなお肉類を摂っていたような気がします」
このほか、現在中野さんがおこなっているYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」で公開された動画では、現役時代のオンオフの切り替え法や試合後すぐにおこなっていたという「あること」、さらにはこの東京五輪で特に印象に残ったというあの選手についても語られている。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。