レッドブル昇格からの3レースの評価は? 角田裕毅のパフォーマンスを各国識者が診断「順調なスタート」「成果には結びついていない」
ロシア人ジャーナリスト、オレグ・カルポフ氏は、開幕直後で緊急昇格となった異例のケースに理解を示し、「レッドブル初陣は『素晴らしい』とは言いがたい。ただし、ギリギリ『許容範囲の上』と言える」と評価する。
その上で、やはりここからは結果が求められると主張。次戦からの角田に対し、「マイアミはスプリント週末であり、フリー走行は短くなるが、決勝と予選が増える分、自身をアピールできる機会は増える。そこできちんと結果を出すことが最優先課題だ。ただし進歩は必要であり、それが遅れれば遅れるほど、彼にかかるプレッシャーは大きくなっていく」と訴えている。
各国識者の指摘からも、やはり角田にとって今後の一戦一戦が真価を問われるレースとなることは間違いない。キャリア5年目で掴んだトップチームのシートは、大きなチャンスであると同時に、過酷な試練となる可能性も秘めていると言えるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】角田裕毅、正念場のマイアミGPからは「ペースアップが必要」 “休暇”明け以降のレースを英メディアが展望「レッドブル体制でのキャリアが終わる可能性も」
【関連記事】表彰台でシャンパンがぶ飲み…フェルスタッペンの“抗議行動”が波紋 元F1レーサーが苦言「プロ意識に欠け、失礼な行為だ」
【関連記事】「今のままではダメだ」元トロロッソ名手が角田裕毅の抱える“エースとの差”を糾弾「相棒からコンマ9秒も遅れて許されるのか」