角田裕毅、不完全燃焼の第2戦 海外メディアが「奇妙な事件」を伝えたアクシデントで今季初の懲戒処分「叱責された」
もっとも、海外メディアではガレージから飛び出してきたアルボンにこそ非があるのではないかという見解も示されている。オランダの専門サイト『Racing News 365』は「ユウキ・ツノダはバーレーンGPのピットエリアで、アレクサンダー・アルボンに巻き込まれた奇妙な事件の後に、スチュワードに呼び出されて叱責された」と当該シーンを回想。「スチュワードはアルボンがツノダの進路に危険な形で出ていなかったと判断しようだ」と伝えている。
一方でペナルティーを科された角田は至って冷静だ。英衛星放送『Sky Sports』などのフラッシュインタビューに応じた際に「ガレージの外や無線などでコミュニケーションミスも多かった」と語った上で、「ただ、それも学習過程の一部だと思っている。レッドブルに飛び込んでからまだ5回目のセッションで、明らかに最高のセッションではなかった」と自己分析をしている。
この日は不完全燃焼の走りに終始した角田。ポイント獲得を考えても、現地時間12日に行われる公式予選では、最低でも上位10台が進むQ3に残ることが求められそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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