【日ハム】ドラ6今川が「ファンクラブ会員第1号」!プロ入り初安打が本塁打に
日本ハムのルーキー・今川優馬外野手(24)が12日、札幌ドームで行われたソフトバンク戦に6番・レフトで先発出場。第1打席でプロ初本塁打となる特大2ランホームランを放った。今川にとってはこれがプロ入り後初安打ともなった。
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急遽巡ってきたチャンスだった。前日11日の試合中、近藤が守備で後頭部を強打し途中退場。脳震盪特例措置で抹消された。その近藤に代わり、昇格となったのが、今川だった。前日20時の便で札幌入りし、翌日今季2度目の昇格を果たし即スタメンに。
試合前には、清水、浅間ら同じ96年生まれの同級生たちと円陣を組み、これまでチームを支えてきた主軸の離脱に奮起をする様子も見受けられた。
歓喜の瞬間はいきなりやってきた。0-0で迎えた2回裏、先頭の野村が2ベースヒットでチャンスメイクすると、その後1アウトとなり、迎えた第1打席。相手は、球界を代表する投手・和田だった。その3球目、「立野がテンポ良く投げていたので、なんとか先取点をとって楽に投げさせてあげたい」との思いで低めの直球を振り抜いた打球は、ファンが待つレフトスタンド上段へ。これ以上ない最高の結果となった。
「急に巡ってきたチャンスで、起用していただいた栗山監督はじめ、スタッフの皆さんに感謝の気持ちを込めて打席に立ちました」
その言葉通り、首脳陣の期待に応える一発を放ってみせた。