雄星、勝ちつかず、MLB初登板初勝利を逃した日本人先発投手は誰以来??

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大谷、前田、田中、ダルビッシュ、川上、上原、黒田…

 昨年デビューしたエンゼルス・大谷翔平は、初登板となった4月1日のアスレチックス戦で6回3安打3失点で初勝利を挙げた。

 2016年デビューのドジャース・前田健太も、4月6日のパドレス戦で初登板初勝利。6回5安打無失点に抑えるだけでなく、自らホームランも放った。

 2014年デビューのヤンキース・田中将大は、4月4日のブルージェイズ戦でやはり初登板初勝利。7回6安打3失点に強力打線を封じた。

 2012年デビューのダルビッシュ有(当時レンジャーズ)も、4月9日のマリナーズ戦で5回2/3を8安打5失点ながら、同じく初登板初勝利を飾っている。

 それ以前で、先発でメジャーデビューを飾った投手となると、2009年のブレーブス・川上憲伸まで溯る。川上も4月11日のナショナルズ戦で6回4安打3失点とまとめて初登板初勝利を挙げた。

 同年の4月8日にデビューしたオリオールズ・上原浩治も、ヤンキース戦で5回5安打1失点で初登板初勝利。その前年のドジャース・黒田博樹も4月4日のパドレス戦で7回3安打1失点と好投し、初登板初勝利を挙げた。

 初登板初勝利を逃していた先発投手は、なんと2007年まで溯ることとなる。ヤンキース・井川慶が4月7日のオリオールズ戦で5回8安打7失点と打ち込まれ、白星を逃した。

 井川は続く13日のアスレチックス戦も5回1/3を3安打3失点ながら勝ち星付かず。初勝利は3登板目の18日のインディアンス戦まで持ち越した。ここで6回5安打2失点の好投で待望の1勝目を手にした。

 それ以前を振り返って見ても、初登板初勝利となった先発投手が実に多い。2007年のレッドソックス・松坂大輔、2002年のドジャース・石井一久、1998年のメッツ・吉井理人、1997年のヤンキース・伊良部秀輝はいずれも初登板初勝利を挙げていた。

 日本投手はデータが少なく、初見ではなかなか対応しにくい、というバックボーンもあるのだろう。実際移籍1年目に最も良い成績を挙げている投手も多い。何よりスタートダッシュが大切になってくる。

 菊池は不運な形で、初勝利を逃し続けた。内容面には今のところ不安はない。早いところ初勝利を手にし、精神的にも落ち着いてルーキーイヤーに勢いをつけてほしいところだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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