雄星、勝ちつかず、MLB初登板初勝利を逃した日本人先発投手は誰以来??
またしても勝利の女神に最後にそっぽを向かれてしまった。マリナーズ・菊池雄星投手が29日(日本時間30日)、レッドソックス戦に先発。6回を4安打3失点で勝利投手の権利を持って降板したが、チームは6―7で逆転負けした。
菊池はこれが米本土デビュー戦。本拠地シアトルのTモバイル・パークで大声援を背にクオリティースタートを見せたが、待望のメジャー初勝利はお預けとなった。
メジャーデビュー戦は、イチローの引退試合でもあった21日のアスレチックス戦。慣れ親しんだ東京ドームのマウンドで、序盤に3点のリードをもらったが、5回につかまった。無死一、二塁とされ、そこから2死までこぎつけたが、セミエンに中前タイムリーで1点を返された。この時点で91球。先発投手として屈辱とも言える、勝利投手の権利まであとアウト一つのところで交代を告げられていた。
これでデビューから2戦続けて白星なし。投球内容的には問題ないのだが、近年の日本投手はデビューから2戦目以内には初勝利を挙げるケースが多かった。
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