「侍ジャパン」落選続きの菊池雄星がWBC シーズンに無双する理由

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 迎えた今シーズン、菊池は目の色が違う。現地4月26日(日本時間27日)ホワイトソックス戦に先発し、5回2/3を投げ、4安打無失点8奪三振の力投。開幕から無傷の4勝を挙げた。防御率3・00と好調で、27イニング6四球と課題の制球力が格段に向上した。もともと器用なタイプでなく、環境に慣れるまで時間がかかるスロースターター。メジャー流にヒゲも蓄え、覚醒の予感を漂わせる。WBCが行われた年の菊池は、総じてモチベーションが高い。

 「夢が人生を決める」。この言葉を胸に、菊池は前に進み続けてきた。次回WBCは2026年。誰にも文句を言わせない成績を残し、今度こその侍ジャパン入りへ。夢への挑戦が、3年後、34歳になる左腕をかきたてているに違いない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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