大迫勇也、「半端ない」ポジショニング技術 前回大会→ドイツでの経験を経て
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[写真:益田佑一]
高校サッカー選手権の大活躍で「半端ない」の呼称がついてから10年。
鹿島で力をつけ、ドイツ1部リーグでもまれた大迫勇也が世界にも実力を知らしめるときが来た。
ワールドカップロシア大会初戦。値千金のヘッドでコロンビアを撃破し「圭佑さんがいい質のボールをゴール前に入れてくれた。感謝しかない」と珍しく感情をあらわにして喜んだ。
忘れられないシュートすら打てずに終わった前回大会
前回大会も初戦のコートジボワール戦に先発出場したが、シュートすら打てずに終わっている。
「次は僕らの世代が中心にならないと」
そう胸に刻み、着実に歩みを進めてきた4年間だ。思いの丈をぶつけるように、この日は5本ものシュートを放った。「前回は初戦でああいう負け方をして、個人的に何もできなかった。その経験が生きた」と胸を張った。
長身選手だらけの中での「半端ない」ポジショニング技術
左CKから生まれたゴールシーンでは、常に長身選手に囲まれるドイツで培った技術が生きた。相手選手が密集する中央で巧みにポジションを確保し、ボールの落下地点でぴたりと頭を合わせた。シュートが右ポストの内側に当たってゴールに入ると、興奮の面持ちでベンチにダッシュ。
「いやもう、うれしかったんで。みんなで練習してきて、まとまってできた」と一体感を誇った。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]