ジダンの頭突き事件から20年――世界を震撼させたW杯騒動の内幕を名手ブッフォンが証言「退場になったのは俺のせいだ」

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「複雑な感情に襲われた」――揺れた勝負師の心

 当時のブッフォンもキャリアの絶頂期にあった。その中でジダンとは幾度となく対戦をし、関係性も良好な「ライバル」と呼べる間柄にあった。ゆえに心境は複雑だった。

 数的有利の状況を生むための抗議をし、勝負師に徹しながらも「動揺して、複雑な感情に襲われた」というブッフォンは、「あれがジダンの最後の試合だと俺たちも分かっていた。彼はサッカー史上最も偉大で、一流と呼べる一人だった。だから、あんな形で彼のキャリアが終わってしまうのは残念だった」と吐露。そして、「(退場になったのは)俺のせいだ」と告白した。

 無論、ブッフォンとジダンの間に遺恨はない。あの決勝後も幾度となく顔を合わせ、笑顔で会話を交わしてきた。それでも、20年前に起きた事件についてだけは「一度も話したことはない」という。

「あの時の出来事についてだけは彼とも話していない。もちろん、何度も顔を合わせてきたし、お互いの信頼に基づいた良好な関係が築けていると思う。だから敬意を込めて、あの件については話したくなかったんだ。ジダンはすべてを勝ち取ったチャンピオンだ。だけど、心の奥底で、あの出来事が常に辛い思い出になっているはずなんだ。だからこそ、俺は彼にそのことを思い出させたくなかった」

 サッカー界で色褪せぬドラマとなったジダンの退場劇。全てを手にしてきた天才の悲しい去り際は、当事者たちの心にも強いインパクトを残しているようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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