吸って吐くだけでからだが変わる!?日常に取り入れたい3つの呼吸法
何の準備も道具も、覚悟も我慢もいらない、簡単かつ効果の高いダイエットがあります。それは「呼吸」です。
いつもの呼吸を意識して少し変えることで、ダイエット効果が期待できます。
正しい呼吸法をマスターすることで、ダイエット効果だけではなく、健康維持やアンチエイジング効果も得られるとされています。
今回は、「痩せる呼吸法」について、詳しくご紹介します。
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1.呼吸がダイエットに効くメカニズム
深くゆっくり呼吸をすることで体内に酸素をたくさん取り込むと、エネルギー消費量が増え、代謝がアップして痩せやすい体質に導くことができるといわれます。
また、血流やリンパを押し流してむくみを解消する効果や、インナーマッスルを鍛えて、からだを引き締める効果が認められています。
2.痩せる呼吸法
以下に、ダイエット効果の高い呼吸法をご紹介します。
2-1.腹式呼吸
腹式呼吸は、横隔膜の上下運動による呼吸法です。
深い腹式呼吸を繰り返すことで、脂肪燃焼に必要な酸素を体内に多く取り込んだり、自律神経を整えたり、インナーマッスルを鍛えたりすることができます。
副交感神経を優位にして筋肉の緊張をゆるめる、リラックス効果の高い呼吸なので、夜に行うのがおすすめです。
<腹式呼吸のやり方>
1.鼻から息をゆっくり吸い、お腹を大きくふくらませます。
2.口から息をゆっくり吐き、お腹をへこませます。吸った時間の倍の時間をかけて吐いてください。
2-2.胸式呼吸
胸式呼吸は肋間を広げる呼吸法です。私たちが普段している呼吸は、浅く短い胸式呼吸であることが多いといわれています。
深い胸式呼吸を繰り返すことで、脂肪燃焼効果のほか、インナーマッスルとアウターマッスルの両方が鍛えられます。
交感神経を優位にするので、朝に行うのがおすすめです。
<胸式呼吸のやり方>
1.お腹を薄くしたまま鼻から息をゆっくり吸い、胸に呼吸を送るように肋骨を広げます。
2.口から息を強めにゆっくり吐き、胸や肋骨を閉じて元に戻します。
2-3.完全呼吸
腹式呼吸、胸式呼吸、肩式呼吸をドッキングしたヨガの呼吸法です。
ヨガの呼吸法は基本的に鼻呼吸なので、鼻呼吸での完全呼吸のやり方をご紹介します。
<完全呼吸のやり方>
1.鼻からゆっくりと息を吐き、お腹をへこませながら吐ききります。
2.お腹の力を緩め、鼻から息を吸いお腹を自然にふくらませます。
3.そのまま胸を開くように息を吸い、さらに鎖骨や肩が少し上がるくらいまで深く息を吸います。
4.鼻からゆっくり息を吐きます。