気をつけよう!多くの人がやってしまう肩こりの間違った対処について
肩こりとは
腰痛と並び1、2を争うほど感じている人が多い症状です。
肩こりの明確な定義はなされていませんが後頸部から肩および肩甲背部にかけての筋肉の緊張感や疲労感などの一種の不快感、違和感、鈍痛などの症状とされています。
まず何らかの原因で首や肩周りの筋肉が硬くなってしまいます。
筋肉が硬くなっていると筋肉の伸び縮みがうまく行えずその結果血流が悪くなってしまいます。
血流によって酸素や栄養を届けているので血流が悪くなるとうまく届かずに筋肉は酸欠状態や栄養不足となり、老廃物も蓄積されてしまいます。
これがきっかけで細胞から痛みの物質が発生し、神経などを刺激することで脳で痛みなどの症状を感じてしまいます。
このように痛みなどの症状を感じてしまうことで更に筋肉を緊張させてしまい、次第に慢性化してしまいます。
肩こりの原因
肩こりには明らかな原因がある場合と原因がわからない場合があります。
明らかな原因とは頸椎疾患、胸郭出口症候群、肩関節疾患などの整形外科的疾患のみならず内科的疾患が引き起こしていることがあります。
また身体ではなく心の状態によって引き起こされることがあります。
原因がわからないものとはレントゲンやMRIでは異常がみられないものを言います。
しかし肩こりでは原因が明らかなものよりもわからないものの方が多いです。
多くの人がやってしまう肩こりでの間違った対処
肩こりでは原因が明らかなものに比べてわからないものの方が多いです。
整形や接骨院に行くと原因がわからないのに温めたり電気を流したり効くというツボをマッサージをすると思います。
これらは直接肩こりの部位に刺激を加えるのでやったその時には効果があるように感じます。
しかし原因が肩こりの部位自体にない場合はまた戻ってしまいます。
また、下手なマッサージや揉みほぐしなどは高い確率で揉み返しが起きてしまい 良くなるためにやったのにかえって悪くしてしまう場合があります。
原因がわからないのに闇雲にやっても肩こりの痛みは解消されません。
このような状況が続くことで肩こりが慢性化してしまいます。
原因がわからないと言われている肩こりの多くは痛みのある部位に原因はありません。
体のゆがみやバランス不良の影響がたまたま首や肩周りに現れて肩こりとなっているのです。
つまり身体の歪みを取ることで身体の使い方やバランスが戻るので肩こりも改善していきます。
また原因がわからないことに加えて 日常生活で自ら負担をかけてしまっている場合が多いです。
これではいくら施術後に良くなっても生活しているだけで戻ってしまいます。
本当の原因を見つけて対処することに加えて日常生活の見直しが必要になります。
[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】突然の痛みで叩き起こされる…「夜中のこむら返り」のシグナルとは