簡単にできる!ゴルファーのための「腰痛改善トレーニング」
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス トレーナーの小林です。
今回は「腰痛」に焦点をあてたトレーニングをご紹介します。
ゴルファーの2人に1人は「腰痛」をかかえていると言われています。今日からでも簡単にできるものばかりですので、どれか1つからでもいいので取り入れてみませんか?
詳しくはこちらをご覧ください。
【関連記事】ゴルフで怪我をしやすい4つの部位!痛くなったら要注意です!
私自身もずっと腰痛持ちですので、ケアは欠かさず行っています。そこでまずご紹介するのは筋膜リリースです。
特に太ももの前、お尻を行っています。この2つの筋肉は腰痛に関係しているのでいつもいい状態にしています。
【お尻の筋膜リリース】
①お尻にボールを当てます。
②お尻の中心から円を描きながらボールを少し移動させていきます。
③10往復行います。
④お尻の横の筋肉も同様に行います。
ポイント
腰の痛い方は痛いと思います。痛かったら動かなくても結構です。
【太ももの前側のリリース】
①うつぶせで太ももの前にフォームローラーを置きます。
②脚の付け根から膝上までフォームローラーが当たるように動かします。
③太ももの前側、外側、内側の3方向をほぐします。
④各10往復行います。
まずは筋膜リリースをしてカラダのコンディションを良くしていきます。
次はストレッチを行います。
腰痛の原因として上半身の胸椎と下半身の股関節が上手く動いてくれないと腰に負担がかかります。
そこで背中と股関節のストレッチをご紹介します。
【背中のストレッチ】
①壁や椅子の背もたれの前でスタンスをとります。
②壁を押すようなイメージで上半身を下げていきます。
③口で息を吐き切り、吐き切ったら背中を戻しましょう。
ポイント
背骨が下がって背中が伸ばされていくイメージでおこないます。
呼吸は止めずに行いましょう。
【股関節のストレッチ】
股関節の捻りの動きが固くなってくると腰に負担がかかってきます。
①脚を前後に開きます。
②片方の脚に全体重をかけます。
③そこから身体を内側と外側に捻っていきます。
④慣れてきたら後ろの脚を浮かせて行いましょう。
ポイント
体重が前の脚に乗った状態で行いましょう。
何かに掴まって行いましょう。
気持ちいいところだけでなくしっかりと捻ってあげることが大事です。
繰り返しおこなっていくと腰の回転がスムーズになってきます。
腰の上と下にある関節が固くなってしまうと腰にストレスが溜まっていきます。
腰痛にならないように予防する意味でもこの2つのストレッチは重要です。
【関連記事】2打目がOBなら次は何打目?初心者にもわかりやすいペナルティの数え方
【関連記事】ゴルフ練習場(打ちっ放し)のルーティンを紹介!短い番手から打ってくのがおすすめ
【関連記事】ゴルフラウンド中にやってしまうNG行動4選!スコアに直結するので今すぐ止めよう
今回は「腰痛」に焦点をあてたトレーニングをご紹介しました。腰痛にならないように、痛くなる前から毎日エクササイズを行っていくことが大切です。
トータルゴルフフィットネスでのトレーニング指導では、ケアや腰痛予防のストレッチなどを指導しています。
エクササイズをどんどん紹介しておりますので、是非一緒にやってみましょう!
動画では今回ご紹介したエクササイズの動きが確認できますので、是非ご覧ください。
ゴルフ体験トレーニングはこちらから
https://www.tg-fitness.net/trial/
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
小林 和仁
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トレーナー長年、日本スキー界の第一人者として活躍する一方、オフシーズンのトレーニングの一貫として、ゴルフ歴も30年以上。スキーにおける卓越した体重移動のテクニックをグルフスイングにおける体重移動に応用するとともに、体幹部の動き、捻りの動作等、「柔軟でスマートな動き」をプロ・アマ問わず多くのゴルファーに指導。