意外と知られていない?!緑黄色野菜の基礎知識
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緑黄色野菜と聞くとどんな野菜を思い浮かべますか?パッと思い浮かぶ野菜もあれば、迷ってしまうものもありますよね。実は、緑黄色野菜はある基準によって分類されています。意外と知られていない、緑黄色野菜の基礎知識についてご紹介します。
緑黄色野菜とは?
緑黄色野菜は一般的に色の濃い野菜と考えられていますが、「原則として可食部100g当たりカロテン(カロチン)含量が600マイクログラム(㎍)以上の野菜」(※1)と基準が決められています。カロテンの基であるカロテノイドは、動物や植物に含まれる赤や黄色の色素であるため、緑黄色野菜は鮮やかな色を持っているのです。
加えて、基準には満たないものの食べる回数や量が多いことから、トマトとピーマンは緑黄色野菜に分類されています。 それ以外の野菜は淡色野菜と呼ばれており、こちらも健康的なカラダ作りをする上で重要な役割をしています。
緑黄色野菜に含まれるカロテンの効果
カロテンには体内の活性酸素を減らす抗酸化作用があります。活性酸素とはさまざまな病気を引き起こす酸化脂質を作りだしたり、老化や免疫低下などを引き起こします。
この活性酸素を抑える働きがあるのが、カロテンが持つ抗酸化作用です。β-カロテンは、体内で必要な分だけビタミンAに変わるため、「プロビタミンA」とも呼ばれています。また、カロテンは、油と一緒に摂ると吸収されやすくなることが分かっています。