「幸せになりたかったら、腸を整えなさい」の著者に聞く、「脳腸セラピー」と言う考え方
幸せホルモン「セロトニン」の大半が腸で作られることは、広く知られるようになりました。さらに、腸と脳や自律神経の関係、美容や健康には腸内環境を整えることが大切ということにも注目が集まり、腸内環境を整えると言われる食品等は次々と発売され、腸マッサージや腸エクササイズなども、人気の健康法になっています。
腸と脳の関係とその重要性にいち早く気づき、「脳腸セラピー」という施術を取り入れている、サロン・ド・エンジェル・エンジェルの代表 桜華純子さんに、腸について、美容や健康法についてお話を伺いました。
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失敗の連続。万年ダイエッターから美容の世界へ
Q :美容や健康について、いつ頃から興味を持たれたのですか?
桜華:実は、最初から美容や健康の世界で仕事をしようと思っていたわけではないんです。私は13歳の時に、歌手になるために秋田から上京しました。芸能の仕事、見られる仕事ということもあって、プロポーション維持のために、常にダイエットをしていたんです。当時は、何の知識もなくて、カロリーを摂取しなければ痩せると思って食事制限をしたり、ボクサーが減量するみたいに体にラップを巻いて、汗だくになって水分を絞り出したり(苦笑)。一時的に体重は減るのですが、同時に体力も落ちてしまって…ボロボロでしたね。今は知識を身に付け、自分の体のことも理解できているので、こんな無謀なダイエットはしませんが(笑)、10代の頃は、ただただ必死で。この頃の体験は、間違いなく今の仕事に活かされています。
20歳で芸能界を引退し、その後は一般企業で事務の仕事をしていました。30歳になったら、子どもの頃から興味があった心理ウンセラーになるという目標を掲げ、20代はその準備期間に充てました。心理学を学ぶうちに、「心だけでなく体もサポートすることはできないか?」と考えるようになって、台湾式リフレクソロジーやアーユルヴェーダなど、心や体の健康に役立つと言われること、興味を持ったことは勉強しました。そして、人の幸せに「美」が欠かせないということ、美と脳、心と腸の関係に気づき、思考錯誤する中で「脳腸セラピー」という考えに辿りつきました。そして、34歳の時に、女性の美と心と体をトータルにサポートするサロンをオープンしました。