『深いい呼吸』でドキドキを穏やかにする 「バイオフィードバック的訓練」とは
[記事提供:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
ジョギング習慣の効果で良好な結果が示された血管年齢。変調を来した原因として考えられること・・・、
① 運動強度を上げ過ぎたこと。
② 睡眠不足になったこと。
そこで血管年齢を実年齢よりも低く保つことができた運動強度を振り返り、睡眠不足を解消するために精神的な緊張状態をほぐすリラックス法を試してみようと思い付きました。
1 ジョギング回数を週1回に戻して、
2 精神的な緊張をほぐすリラックス法の呼吸法を就寝前に実践することにしました。
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10分ずつジョギング時間を延ばす「+10」(プラス・テン)運動の効果 https://cocokara-next.com/fitness/plus-10-jogging/
なぜ「呼吸法」を選んだのか?
リラックス法といえば「ヨガ」と即座に連想したのはよかった。みなさんもヨガや瞑想、座禅などにリラックス効果があることをご存知だと思います。これらのリラックス法に共通する行為は呼吸法です。言い換えれば呼吸法はリラックス法の基本なのかも知れない。ヨガ独特のポーズ(ネコのポーズや木のポーズなど)のコツを身に付ける余裕はありません。簡単で面倒臭くないし、寝床で座って施行したら直ぐにふとんにもぐれます。行動を起こし継続し易いケア方法と思ったからです。
話しは逸れますが、自律神経のバランスを評価することって、医学,心理学に止まらず建築学や環境学、製品開発などにも応用されています。以前建築学会や感性工学会などに参加した際、人が集まる公共施設やショッピングモールの中をリラックスできる環境作りなどの研究を拝聴しました。それらの多くは自律神経のバランスを指標としていました。
呼吸は息を吸って吐くことです。息を吸う(吸気)と交感神経が、吐く(呼気)と副交感神経が刺激されます。深くゆっくりとした呼吸、特に息を長く吐くと、より効果的にリラックスできるのです。(※1)
むかしから緊張している時に深呼吸しましょうと勧められます。確かに口ケンカしている時とかスポーツの試合や学力試験の前って、結構浅い呼吸しているんですよね。
そこで今回の呼吸法として、意識的に吸気と呼気の割合を1:2くらいにすることとしました。(※2)
あまり細かなことは気にしないで、とにかくゆっくり長く息を吐いてみよう。心身状態を自律的に制御できるようにする訓練、バイオフィードバック訓練に似た試みです。(※3)