筋トレ民にブロッコリーが人気な理由って?栄養士が徹底解説!
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筋トレ民にとっての定番食材といえば、卵・鶏むね肉・ブロッコリーを思い浮かべませんか?実際、トレーニングをしている方のSNSの食事の投稿をのぞいてみると、この3つの食材を本当によく見かけます。
卵や鶏むね肉は筋肉の材料であるタンパク質補給になりそうですが、ブロッコリーはどうしてなのでしょうか。
疑問に思ったあすけん栄養士が、ブロッコリーが筋トレ民に人気な理由を徹底的に探ってみました。これを読めば、あなたもブロッコリーの魅力にハマってしまうかも!?
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ブロッコリーが筋トレ民に人気な理由
ブロッコリーを他の野菜と比較してみたところ、タンパク質が多く糖質は少なく、さらにカリウム、カルシウム、鉄、ビタミンB群、ビタミンC、食物繊維などの栄養素も多く含まれていました。
糖質を抑えながらタンパク質を補給でき、かつ効率的にビタミン・ミネラルなどの栄養素を摂れるので、ストイックに食事管理している方にとってはブロッコリーが優秀な野菜であることがわかります。
<主な野菜とブロッコリーの比較> ※食品100gあたり
ではそれぞれの栄養素について、筋トレと合わせて詳しく解説していきます。
タンパク質・糖質
筋トレをしている方は、筋肉の材料となるタンパク質の摂取に気を遣っていますが、ブロッコリーは野菜の中でもトップクラスのタンパク質を含んでいます。
100gあたり5.4gと、ほかのよく食べる野菜と比べても4~5倍のタンパク質が含まれています。反対に糖質はほかの野菜に比べると半分以下であり、糖質の量に気を遣っている方にも取り入れやすい野菜でしょう。
ビタミンB群
ビタミンB群は栄養素の代謝に関わる栄養素です。とくにビタミンB6はタンパク質の代謝に関わり、タンパク質の摂取量が増えると必要量も増加します。(※1)
筋トレをしている方はタンパク質をよく摂取している方が多いので、せっかく摂ったタンパク質を無駄にしないためにも、ビタミンB6は意識して摂りたい栄養素でしょう。
鉄
ジョギングやサイクリングなどの強度の高い激しい運動を定期的に行っている場合、貧血、または貧血気味の方が多いことが知られています。これは赤血球の代謝周期が早まることなどが原因のひとつと考えられています。(※2)
筋トレをする方の中には、激しいトレーニングを行っている方もいるので、鉄不足には気を付けたいところです。
野菜の中でもブロッコリーは鉄が多く含まれています。また植物性の鉄はビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が高まるため、ビタミンCも豊富に含まれるブロッコリーは、効率的に鉄を摂るにはぴったりの野菜です。