酷使した脚への労わり
自宅の最寄り駅は急行電車も停まる。だけど帰宅時はわざわざ各駅停車に乗ることが多い。何故かというと空いているから。座席のお隣さんと間隔を置いて座ることが出来るので、ちょっと失敬してふくらはぎのマッサージができる。他の乗客の邪魔にならないように、片足を膝の上に載せて、ふくらはぎを交互にマッサージするのです。揉み解すだけではありません。ちょっと違います。足首を曲げ伸ばしすると、ふくらはぎの一部分が膨らんだり萎んだりする部位、いわゆる“凝り”に気付く。そこをしっかりと掴んで、足首を回し、さらに曲げ伸ばす。正直言って痛みが走ります。だけど心地イイ痛みです。無理な指圧は揉み返しを起こす可能性が大です。けど、そこは自己責任と我慢してマッサージを続けます。そしてその手を休めた直後に訪れる気持ち良さ。だるさが取れて、血行が回復される瞬間だ。ホッとする快感は何とも言えません。
駅から歩いて自宅まで帰る道のりは、この脚のリカバリーで乗り切るのです。ウォーキングスタイルを極力維持しながら、今日一日の締めくくりの運動負荷を掛ける。家に着いてシャワーを浴びれば、ジョギング代わりの運動習慣をなんとか維持できたと、自分一人で勝手に満足しています。
ふくらはぎの凝りは、突然の夜間覚醒につながるこむら返りの原因にもなる。日中の水分補給とマッサージ。そして足を高くして眠ることも良さそうです。
疲れた脚への自己流メンテナンスです。
【出典】
(*)健検マスター検定公式テキスト〈健康マスター・エキスパートコース〉
100年ヘルスケアバイブルⅡ 健康格差縮小の取り組み
[文:健康わくわくサイト]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。