ポイントは筋肉!痩せていても糖尿病リスクが高い理由とは
「痩せているから糖尿病の心配はない」と思う人は多いかもしれません。近年、肥満だけではなく、痩せていても2型糖尿病になる可能性があるという研究が発表されました。今回は、痩せていてもリスクが高くなってしまう糖尿病の原因と改善ポイントをご紹介します。
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女性の痩せすぎによる健康リスク
肥満が生活習慣病のリスクを高めることはよく知られていますが、痩せすぎでもさまざまなカラダの不調やリスクを伴います。
女性ホルモンの低下
適度な脂肪は女性ホルモンの生成に大切です。成人女性の標準的な体脂肪は、20~29%と言われており、20%未満の人は注意が必要です。痩せすぎて脂肪量が減ると無月経や不妊のリスクが上がります。
骨粗鬆症
極端なダイエットを繰り返すことで、カルシウムが不足し骨密度が低下してしまうため、歳を重ねるにつれて骨粗鬆症になるリスクが上がります。
貧血
食事量が少なく、鉄の摂取量が不足すると、細胞に十分な酸素を運ぶことができなくなるため、めまいや貧血を起こしやすくなります。
摂食障害
痩せ願望からくる摂食障害が慢性化すると、無月経・低血圧・不整脈などの健康障害を引き起こす原因になることもあります。
低体重児出産のリスク増
母体が痩せすぎていると、低出生体重児(2500g未満)出産のリスクが適正体重で出産したときと比較して2倍にもなります。
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