スマホ依存で急増?眼精疲労の原因と対策について
[文:フェムゾーンラボ(https://www.femzonelab.com/)]
※本記事は、医師による執筆記事です。
ここ近年では、PCやスマートフォン、携帯ゲーム機といったような電子機器が広く普及され、人々の生活はより豊かなで便利なもとになってきています。今や人々の生活に欠かせない存在になっているといっても過言ではありません。
しかし、それらは人々の生活を支えている反面、そのもの自体に依存してしまう依存症や、画面を凝視し続けることで眼精疲労といった健康被害が起こってしまうことも現状です。
今回は、眼精疲労に焦点を当て、対策・対処法について解説していきます。
眼精疲労は現代病
つい50年前までは、目が悪くなるのでテレビは3m以上離れて視る必要があり、しかも3時間以上視てはいけないと言われていました。
それがいつの間にか、大人も子供も、仕事でも勉強でも、モニター画面を50cmくらいの距離で、6~8時間も視続ける世界になってしまいました。
それでも、人間というのは適応能力が非常に高い生物です。私は60歳女性ですが、本や漫画はスマホで読むようになり、パソコンメールよりスマホでのラインやメッセンジャーでの連絡が多くなり、ユーチューブなどの動画もスマホで視るようになっています。それまでは大きな画面でないと情報を得にくかったのに、今はスマホの小さい画面に慣れて不快感はありません。
しかし、年齢の影響もありますが確実に目の疲れは日々感じています。確実に視力も衰えています。眼精疲労は、現代病と言えるでしょう。