【腱鞘炎】女性に多い手首の痛みの原因とは
更年期、周産期女性に多い理由
更年期や周産期の女性に比較的多い病気です。
その理由は、家事をたくさんして手首を使いすぎているだけでなく、ホルモンバランスの変化が強く関わっています。
更年期や周産期は女性ホルモンバランスが乱れている時期で、ホルモンバランスが変化することで、腱鞘がむくみ、厚さが増します。
そうすると摩擦が強くなり、炎症を起こしやすくなるのです。
また、近年では更年期・周産期にかかわらずスマホやパソコンの使い過ぎも腱鞘炎を引き起こしやすくしている原因の1つです。
ド・ケルバン病の簡易チェック方法
1人でも簡単にできるド・ケルバン病のチェック方法(アイヒホッフテスト)を紹介します。
1:親指を他の指で包むように軽く握ります。
2:親指側を上にした状態から、手首を固定したままゆっくりと手だけを下の方に向けていきます。
この時に、手首の親指側に痛みがあれば、ド・ケルバン病の可能性が疑われます。
治療・対処法
治療法としては、安静(保存療法)が選択されます。病院では痛み止めの服薬、貼り・塗り薬を処方し、痛みや炎症を和らげるのを目的とするのが一般的です。
症状が強い場合や長期間にわたって痛みが続く場合は、手術により治療も考えられますが、ほとんどは保存療法で軽快していきます。
また、症状の悪化予防や対処法は手を使い過ぎないこと、パソコン作業をやるときは手首の下にクッションを置くなどの工夫も大切ですが、日頃使っている体をケアすることも重要です。
車と同じように体も故障を起こさないように使い続けるには日頃のメンテナンスが大切なのです。
今後はケアの方法もお伝えしていきますので、お楽しみにしていてください。
[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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