ダイエッター必見!食事と運動の相関性とは「運動不足で太ったという人は・・・」
皆さんはこのようなことを感じたことはありませんか?
「最近運動不足で、なんか太ってきたな・・・」
通勤・通学や外出でで歩く機会も減った一方で、食事は今まで通り摂っていると、どうしてもそう感じてしまいがちですよね。
ところが、運動不足は太る原因には直接関係ない可能性があるのです。
今回は、みやま市工藤内科の院長・工藤孝文先生のYouTubeチャンネル「工藤孝文のダイエット外来」より、ダイエットと運動不足の関係についてご紹介します。
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同じ職業でも、太っているか、痩せているかは人による
初診患者の8割ほどが、太る原因について「運動不足」と自己分析しているという工藤氏。
ところが、日本肥満学会の食行動質問書にもある通り、運動不足=太る原因にはならないというのです。
一体どういうことなのでしょうか?
まず理由の一つとして挙げられるのは、厚生労働省のデータでは、日本人の75%が運動不足であると感じている一方で、肥満の割合が25%しかいないということ。
これにより、もし運動不足=太る原因だとすれば、肥満の割合も75%になっているはずだと思うと工藤氏はいいます。
例えば、パソコンワークや、タクシードライバーなど、基本的に座って仕事をする職業の人が、必ずしも太っている訳ではないですよね。同じ職業でも、太っているか、痩せているかは人によると思います。
その上で、太るか太らないかは、食べる量で決まるのではないかと推測しています。
運動不足だ、だから痩せないんだ、とばかり考えていると、そのせいにしてしまい、どうしても食事に目がいかない。
なので、まずは食事に目を向けることが大切になってきます。