ぐっすり眠れば食欲をコントロールできる!?ダイエットの敵「睡眠不足」を解消しよう
理想的な睡眠時間とは?
睡眠時間は個人や年齢、季節などにより変動しますが、6~8時間の睡眠が標準的とされています。(※4)また7時間睡眠の人が、生活習慣病や死亡に至るリスクが低いという研究結果もあるため、7時間前後が理想的と考えてよいでしょう。
自分の睡眠が足りているかどうかは「日中の眠気で困らないこと」がひとつの目安になります。午前中によく眠くなる、午後はウトウトしてしまう、といった方は睡眠が足りていないのかもしれません。
ぐっすり眠るためには
とくに習慣的に6時間未満の睡眠が続いている方は、まずは睡眠時間の確保が必要です。ついダラダラと起きてしまっていることがないか、改善できる部分がないか見直してみましょう。
また入眠を妨げ、睡眠の質を低下させるといわれる、
・寝酒をする
・カフェインを含む飲み物(食べ物)をたくさんとる
・スマートフォン、パソコン、テレビなどを夜遅くまで見る
といったことがないか、振り返ってみることも大切です。
忙しいとおろそかになりやすい「睡眠」ですが、肥満だけでなく、カラダや心の調子を崩すことにも繋がりかねません。睡眠不足が続いている方は、毎日忙しく頑張っているカラダをしっかり休ませてあげられるよう、改善できるところがないか一度探してみてくださいね。
【参考・参照】
(※1)Francesco P Cappuccio et al.,Meta-analysis of short sleep duration and obesity in children and adults,Sleep,2008 May;31(5):619-26
(※2)厚生労働省 令和2年度 健康実態調査結果の報告<https://www.mhlw.go.jp/content/11131500/000634088.pdf>(最終閲覧日:2021/12/23)
(※3)Haya K Al Khatib, Wendy L Hall,et al.,Sleep extension is a feasible lifestyle intervention in free-living adults who are habitually short sleepers: a potential strategy for decreasing intake of free sugars? A randomized controlled pilot study,The American Journal of Clinical Nutrition, Volume 107, Issue 1, January 2018, Pages 43–53
(※4)厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針 2014<https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf>(最終閲覧日:2021/12/23)
公開日:2022/1/27
最終更新日:2022/1/27
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[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2022年1月27日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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