【ゴルフボディを作る】そのダイエット方法、実は間違っているかも!

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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]

 トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です。

今回は『ダイエット(減量)』についてです。

当クラブでプロ・アマ含めゴルファーの皆さんとお話しさせていただく中で、悩みの一つとして挙げられることが多いのが『体型管理』特に『減量』についてです。どの様に減量をしたら良いのか、一緒に考えていきましょう!

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減量の方法

減量の目的は様々です。「見た目を変えたい」「生活習慣病を改善したい」などそれぞれに経緯があるかと思います。今回はゴルフを楽しむ、ゴルフのパフォーマンスをアップする、という観点で体型について考えましょう。

基本的な考え方として、『体脂肪』と『筋肉』の比率が適正であることが重要です。体脂肪の量が多いと、スイング時の身体の動きを阻害し、ラウンド時には体力の低下を起こします。筋肉は基本的に多くて困ることはありません。しかし、余談にはなりますが、いくらボディビルダーの様な筋肉がついていても、ゴルフのスイング動作を上手くできるとは限りません。筋肉をコントロールして、その力を十分に発揮する為には動き作りのトレーニングも重要です。

話を戻して体脂肪についてです。体脂肪量が多い方は、適正な量まで減量することが、より良いゴルフパフォーマンスに繋がります。どのくらい減量したら良いのか、ということに関してはまた別のコラムで記載したいと思いますので、ここでは方法について考えましょう。

皆さんはどの様な減量方法に取り組んだことがあるでしょうか。数年前からトレンドになっている方法として『断食(ファスティング)』があります。1日の中で食事を摂らない時間を決め、その範囲内であれば食事内容については制限を設けず食べることができる、という方法です。好きなものを食べられる、その手軽さが魅力と言えます。「16時間断食」「断食ダイエット」などと呼ばれ、様々な書籍も出版されています。

心血管死のリスクが上昇する

『簡単に減量できる』『老化を防ぐ』など、メリットばかりが取り上げられてきました。私自身も7、8年前、8時間以内に食事を済ませ、残りの16時間は断食するという方法を実施したことがあります。筋肉を落とさずに減量でき、体調も良かったことから、私自身に合うのではないかと実感しました。

しかし、近年その危険性が徐々に明らかになってきました。断食について調べた研究において、食事を摂取する時間が8時間以内の場合と、12〜16時間かけて食事を摂った場合を比較すると、前者において心血管死亡率が約2倍増加することが明らかになりました(※1)。研究では時間制限をすること=死亡率の増加では無い、とも述べられていましたが、短期間で減量できるというメリットに対し、長期間継続することによって上記のリスクが上昇する可能性が示唆されたのです。

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