40代パパの高血圧予防。知っておきたい食事ポイント
[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]
高血圧予防のポイントは減塩!
血圧が高い場合、1日の塩分摂取量を6g未満に制限するのが理想ですが、現在日本人の塩分摂取量は約10g。6g未満というのはなかなか難しいものです。しょうゆやソースなどの量を減らすだけではなく、料理に一工夫することがポイントです。
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食材にひと工夫!
なるべく新鮮な食材を使う
新鮮な魚やとれたての野菜は、調味料をたくさん加えなくても薄味でおいしく食べることができます。
塩分の高い加工食品を避ける
梅干し(大)は1個約2gの塩分が、魚肉ソーセージ1本には約1.5gの塩分が含まれています。漬物、練り物、缶詰、ハム、ソーセージなどの加工食品は製造の過程で塩分が多く使われているのです。
主食はパンや麺よりもごはん
塩分含有量ごはんには塩分が含まれていませんが、パンや麺類には食塩が含まれています
調理にひと工夫!
うま味をきかせる
だし昆布・かつお節・煮干しなどの天然素材のだしは、塩分控えめでも素材の味が引き立ち、美味しくなります。
香ばしさを利用する
焼きこげをつけると塩分が少なくても香ばしさでおいしく食べられます。味を表面につけると味を強く感じられます。
酸味、辛味、香味を利用する
酢・レモン・ゆず・トマトなどの爽やかな酸味は塩味にかわる味のアクセントになります。
カレー粉、とうがらし、こしょう、わさび、からし、ねぎ、三つ葉、しょうが、しそ、にんにく、パセリなどの辛味・香りあるものは薄味をカバーしてくれます。