若い女性がかかりやすい病気と予防について紹介
4.メンタルのトラブル
男性より女性のほうが、さらに高齢者より若年者のほうが、うつ病や強迫性障害などのメンタルトラブルを起こしやすいことが判明しています。
抑うつやイライラ、不安な気持ちなどが2か月以上持続し生活に差し障ると判断した場合は、精神科や神経科を受診しましょう。
また拒食症や過食症も若年者に起こりやすいメンタルトラブルです。体重がBMI(ボディマス指標)正常値や標準体重より大きくずれる場合も精神科や神経科を受診しましょう。
5.甲状腺のトラブル
拒食症や過食症がないのに、急に体重が増えたり減ったりする場合は、甲状腺のトラブルの場合があります。さらに動悸やイライラなどの自律神経失調症状や精神神経症状が随伴する場合も多いです。
体調が悪い場合は内科を受診して、TSH(甲状腺刺激ホルモン)を測定してもらいましょう。
6.乳腺のトラブル
30歳後半に乳がんの第1ピークがあります。
入浴時には乳房は素手で洗う習慣をつけましょう。しこりをみつけたら、すぐに乳腺科を受診しましょう。
[文:フェムゾーンラボ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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関口 由紀
神奈川県横浜市出身の医師。日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本性機能学会認定専門医、日本排尿機能学会認定専門医、日本女性骨盤底医学会認定専門医、医学博士、経営学修士。女性医療クリニックLUNAグループの理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学客員教授を務める。





