年代別にみる女性がかかりやすい病気とは?不調を感じる前に気を付けるポイント
[文:女性医療クリニックLUNA(http://www.luna-clinic.jp/)]
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今回は、女性がかかりやすい病気を、年代ごとにお伝えします。
女性は、年代によってかかりやすい病気があるというふうに言われています。
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まずは、思春期です。
思春期は、第二次性徴期といって、月経が始まったり、女性らしい体つきに変わってくる時期です。
その時期に、成熟拒否というものが起こるのですが、そこでなりやすい代表的な病気が、接触障害です。
そして、その後20歳から22歳くらいが性成熟期になるのですが、この時期は月経によるトラブルが起こりやすくなります。
具体的には、生理痛や生理不順といった月経の異常。また、月経前症候群(PMS)にもなりやすいでしょう。PMSといった言葉も最近は多く聞かれるようになりましたが、具体的には月経の3~10日程前から始まり、下腹部痛や頭痛、腰痛など人によって症状は異なりますが、月経開始とともに改善傾向を示すものになります。
そして、30代後半になるにつれて、子宮筋腫や子宮内膜症といった病気も増えてきます。
さらに45歳から55歳くらいの更年期に入ってくると、更年期障害といって、自律神経失調症といった顔のほてりやのぼせ(ホットフラッシュ)、異常発汗、めまいなどを伴う方が
増えています。
ほかにも精神神経症状といって、倦怠感や不眠、不安、うつ状態、記憶力低下などといったことが起きます。
そして、乳がん、子宮体がん、卵巣がんといった病気を発生することもあります。
そのため、40歳後半に差し掛かった人は、子宮頸がん検査の際、細胞診だけでなく、経膣超音波検査も受けた方が良いでしょう。
また、早い人は40歳を超えてくると、骨に関わる病気も出てきます。これは、遺伝なので遅い人は80歳、中には一生現れないなんて人もいます。
骨の問題で代表的なのが、骨粗しょう症です。骨粗しょう症は、小さくて痩せている人がなりやすいとは言われていますが、40歳を超えた人は1度この病気の検査を受けることをお勧めします。