妊娠しやすい体作りの為に必要な3つのこと
[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]
そろそろ赤ちゃんが欲しいな…と妊娠を意識し始めた方はもちろん、既に妊活に取り組んでいるけど思うような成果が出ない…という方に是非取り組んでいただきたいのが「妊娠を意識したバランスの整った食事」です。体は毎日3食、それぞれ1食の栄養素の積み重ねでできています。また食事を改善していくことは妊活の時期だけではなく、妊娠~産後の忙しい生活でも大切になります。早い時期からバランスの整った食事の知識・習慣を身につけましょう。
ここでは妊活を始める方、既に始めている方に取り組んで欲しい食事について、管理栄養士である筆者がお伝えします。
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妊娠しやすい体作りの為に必要な3つのこと
体を温める(冷えを改善)
女性に多い冷え性ですが、妊活に冷えは大敵と言ってもいいでしょう。手足の冷えは血管を狭め、血液が滞ることで栄養素やホルモンが体の末端まで行き届きにくくなります。また内臓の冷えは赤ちゃんの居場所となる子宮を冷やすことになります。体を温める食事を心がけ、妊娠しやすい体づくりはもちろん、妊娠後も赤ちゃんの居心地の良い体を作りましょう。
間違ったダイエットを行わない(バランスの整った食事)
普段から体型を気にしている女性なら誰でも行ったことのあるダイエット。一つの食材を多く摂る単品ダイエット、炭水化物を抜く糖質制限など、色々なダイエットを経験した人も多いのではないでしょうか。注意が必要なのは、単品ダイエット。栄養が偏り、妊活に必要な栄養素のバランスが崩れがちになります。また過度な糖質制限は体を動かす為に必要なエネルギー源が不足しがちです。
赤ちゃんを迎える為に適正体重を目指すことは大切なことですが、妊活中に必要なたんぱく質やその他の栄養素をしっかりと摂れるバランスのいい食事を心がけ、適正体重まで体重を減らす必要がある場合は、適度な運動を行いましょう。
ストレスを溜め込まない
赤ちゃんが早く欲しいからこれもやらなきゃ、こうしなきゃ、となんでも無理に行うことはストレスになります。ストレスを多く抱えると、ストレスに対抗するホルモンを作り出すビタミンCや、神経の興奮を抑えるカルシウムが消費されてしまいます。食事に関しても必ず自炊した食事でなければいけないということはありません。自炊できない時にはコンビニや外食でも妊活向きな食事を選択することでストレスとなることを避けましょう。