ゴルファーのための食事学『花粉症対策には鮭を食べよう!』
『ビタミンD』がカギ!
身体の免疫反応を維持する為には、様々な栄養素が欠かせません。
その中で、特に重要なのが『ビタミンD』です。
ビタミンDは骨を強くする栄養素として聞いたことのある方が多いかと思います。近年はビタミンDに関して様々な効果があることが分かっており、その一つが免疫力の維持・向上です。ビタミンDは食事からの摂取以外にも、紫外線により皮膚で生成されることが分かっています。日々屋外でラウンドするゴルファーの皆さんは、この点で一般の方よりビタミンDを作り易いと言えますね。
では、食事からビタミンDを摂るには何を食べたら良いでしょう。
ビタミンDを豊富に含み、かつ一年を通して食べ易いのが『鮭』です。1匹(100g程度)でビタミンDを32μg含みます。これは一日の目安量(18歳以上は8.5μg /1日)を超えますので、1匹で十分に必要な量を補えます。
ちなみに耐容上限量は100μg /1日ですので、過剰摂取の問題もありません。
ビタミンDはサプリメントによる摂取も比較的問題が起こり難いと考えられます。日射量の少ない冬の時期、怪我や病気等で屋内にいる時間が長くなる際には、摂取を検討しても良いかと思います。
『鮭』がおすすめ!
おすすめの食べ方は『鮭のホイル焼き』です。好きな野菜と一緒にアルミホイルで包み、水を貼ったフライパンで蒸すだけ、と簡単です。味付けはオリーブオイルやバター、醤油やポン酢などお好みで。鮭は味がしっかりとある魚ですので、味つけは控えめがおすすめです。
同じくビタミンDを含むキノコ類、粘膜の健康に関わるビタミンAを豊富に含む人参と一緒に食べることがおすすめです!
それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!
ゴルフ体験トレーニングはこちらから
https://www.tg-fitness.net/trial/
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
【関連記事】2打目がOBなら次は何打目?初心者にもわかりやすいペナルティの数え方
【関連記事】ゴルフラウンド中にやってしまうNG行動4選!スコアに直結するので今すぐ止めよう
中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。