「家族性高コレステロール血症」をご存知ですか?
また、遺伝的にコレステロールが高くなる「家族性高コレステロール血症」という病気もあります。
生まれつき、血液中の悪玉コレステロールである、LDLコレステロールが異常に増えてしまう病気です。
LDLを肝臓で取り込む受容体に関係する遺伝子に異常があるため、LDLコレステロールが血液中で高くなり、若いころから高コレステロール血症となり、病気のない方に比べ早くに、心筋梗塞や脳梗塞を発症すると言われています。
日本の家族性高コレステロール血症の患者さんの総数は、およそ30万人と推定されていますが、本人が気付かない場合が多いと言われています。
コレステロール値は健診ではよく引っかかりやすい項目ですが、高い場合は放置してはいけません。
心筋梗塞や脳梗塞を予防するためにも定期検査を受け、自分の身体の状態を「知る」ことがまず健康への第一歩です。
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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