睡眠の質を上げる食べ物や飲み物とは?避けたいものもチェック
注意したい!睡眠を妨げる食べ物・飲み物
睡眠をサポートする食べ物がある一方で、寝つきを悪くしたり、睡眠の質を下げたりする食べ物・飲み物もあります。
こってり・脂質の多い食べ物
こってりした料理や脂質の多い食べ物を食べすぎると、消化に負担がかかり睡眠を妨げる恐れがあります。夜遅い時間に、天ぷら・から揚げ・フライなどの揚げ物や、ラーメン・チャーハン・カレー・ステーキなどのこってりとした料理は避けたいもの。
できる限り、食事は寝る2時間以上前に済ませるようにし、遅くなる場合はあっさりとした消化によい食事を心掛けましょう。
カフェインを含む飲み物
カフェインには覚醒作用があるため、睡眠に悪影響を与えることがあります。特にカフェインの摂取量が1日400mg(コーヒー700ml程度)を超える場合や、夕方以降に摂取した場合は、夜間の睡眠に影響しやすくなります。
カフェインは、コーヒー・紅茶・緑茶・ウーロン茶などのお茶のほかに、エナジードリンクや栄養ドリンクにも含まれています。
眠気覚ましとして頼りすぎるのは避け、夕方以降はカフェインを含まない麦茶やルイボスティーなどを選ぶようにしましょう。
アルコールを含む飲み物
アルコールは一時的に寝つきをよくする作用がありますが、睡眠の質を下げることが知られています。利尿作用により中途覚醒してしまったり、交感神経を刺激して眠りを浅くしたりしてしまうのです。
特に大量の飲酒や毎日の飲酒、また眠るための「寝酒」をしている方は、熟睡感がなく疲れがたまる原因に。
適量飲酒を心掛け、週に1~2回は休肝日を設けるのが理想です。
【参考・参照】
厚生労働省 健康づくりのための睡眠ガイド2023<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html>(最終閲覧日:2025/2/27)
厚生労働省 知っているようで知らない睡眠のこと<https://e-kennet.mhlw.go.jp/wp/wp-content/themes/targis_mhlw/pdf/leaf-sleep.pdf?1699920000117>(最終閲覧日:20252/27/)
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
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[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2025年6月6日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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