知って対策!妊娠中に避けるべき・控えるべき食べ物とは?
妊娠中に控えた方がよい(量に気をつける)食べ物
カフェインを含む飲み物
コーヒー・紅茶・緑茶などに含まれるカフェインは、とり過ぎることで赤ちゃんの成長に影響する可能性があることが知られています。
ただし問題なのはとり過ぎた場合です。適量であれば問題なく、1日1〜2杯なら問題ないとされています。とり過ぎに気をつければ、カフェインの入った飲み物もうまく楽しむことはできます。
カフェインについて詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
ビタミンAを含む食べ物
ビタミンAを多く摂ることで、赤ちゃんに奇形を引き起こす可能性があることが知られています。
とくにレバーは、ほかの食べ物より多くのビタミンAを含んでおり、少量でも1日の上限量を超えてしまう場合があります。妊娠中、とくに妊娠3か月頃まではできる限り避けておきましょう。
ただし、かぼちゃやにんじんなどの色の濃い野菜に含まれるビタミンA(β-カロテン) は、赤ちゃんへの影響は知られておらず、心配はありません。ビタミンAは妊娠中に必要な栄養素でもあるので、このような野菜から積極的に摂取しましょう。
水銀を含むマグロなどの大型魚
マグロ、クジラ、イルカなどの大型の魚は食物連鎖の関係で水銀をとり込んでおり、たくさん食べたり偏って食べたりすることで、水銀による赤ちゃんの影響が知られています。
イルカやクジラのほかにも、メバチ、クロマグロ、ミナミマグロなどのマグロ類、ほかにもキンメダイ、メカジキ、マカジキなども量に気をつける必要があります。反対に、ツナ缶、サケ、さば、アジ、いわし、タイ、ぶり、カツオなどは注意が必要なく、安心して食べられます。
詳しくは厚生労働省の「これからママになるあなたへ」というパンフレットをチェックしてみてください。
妊娠中は何かと制限が多く、ストレスを感じやすいもの。うまく工夫して食事を楽しみ、限られた妊娠期間を楽しんでくださいね。
【参考・参照】
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2021年06月28日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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