妊娠糖尿病とは?影響や原因、食事のポイントを管理栄養士が解説
食事のポイント
妊娠中は血糖値が上がりやすい状態になるため、血糖値を上げにくい食事を心がけましょう。また体重が増えすぎてしまうと、妊娠糖尿病のリスクにもなることが知られています。カロリーオーバーしないよう、バランスの良い食事を心がけることも大切です。
野菜やきのこなどをたっぷりと取り入れた食事は、血糖値を上げにくく、カロリーコントロールもしやすくなります。また野菜やきのこから、妊娠中に摂りたい鉄やカルシウム、食物繊維などの栄養素も摂れます。
妊娠中は食事の準備も一苦労ですが、冷凍野菜やカット野菜、ときにはお惣菜なども利用して、無理のないよう取り組みましょう。
※妊娠糖尿病と判断された場合や、妊娠糖尿病が疑われる場合は、医師や管理栄養士の指示のもと食事療法を行ってください。
妊娠糖尿病はホルモン変化や遺伝的な要素による影響が大きいものですが、食事のバランスを整えることは、将来的な病気の予防や健康のためにも大切です。赤ちゃんの健やかな成長のためにも、野菜たっぷりのバランスの良い食事を心がけましょう。
【参考・参照】
公益社団法人日本産科婦人科学会 公益社団法人日本産婦人科医会 産婦人科診療ガイドライン産科編2020<https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_sanka_2020.pdf>(最終閲覧日:2022/4/28)
国立健康・栄養研究所 令和元年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業 妊産婦のための食生活指針の改定案作成および啓発に関する調査研究報告書<https://www.nibiohn.go.jp/eiken/ninsanpu/download_files/houkokusyo.pdf>(最終閲覧日:2022/4/28)
公益社団法人日本産科婦人科学会 妊娠糖尿病<https://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=3>(最終閲覧日:2022/4/28)
「あすけんダイエット – 栄養士が無料であなたのダイエットをサポート(www.asken.jp)」
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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