練習場ばかりでは上手くならない?ラウンドでしか得られない「3つの経験」とは
ラウンドでしか得られない3つの経験
練習場には決してない、ラウンドしないと分からない点。
代表的なポイントは全部で3つあります。
①アドレスの向きの難しさ
練習場でも何か目標に向かって打ってると思いますが、ラウンドとなればその難易度は倍増します。
例えば練習場なら、目標に打つ為の環境が揃っています。
マットの向きや明確な目標の掲示板。
しかしゴルフ場のフェアウェイから打つセカンドショットは、目標に対して真っすぐアドレスする事も難しいのです。
なぜなら練習場と違い、比較対象がないからです。
自分は真っすぐ目標に向いているのか?ズレていないか?
目標に向かって立つ。こんな単純な事がゴルフ場では難しい。どんなに真っすぐ打てる人だって構えが違う方を向いていたら何の意味もありませんからね。
②付きまとう微妙な傾斜
練習場はいつてもフラットです。
傾斜もなく、いつも同じ重心位置でいられるでしょう。
しかしゴルフ場は違います。ティーショット以外、少なからず必ず傾斜のある中で打たなければなりません。
つま先上がりなら球はフックするし、つま先下がりなら球はスライスします。
当然傾斜によって重心位置も変わるし、その事でスイングへの影響もある。
練習場でひたすら打ってる人程、ラウンドとなると球にしっかりコンタクトできない理由がそこです。傾斜を頭に入れて練習場で打つ人なんて稀ですからね。
とにかくどんなライだろうが傾斜は存在します。そのライに慣れるには多くのラウンドをこなす以外ないと思います。
③数字を意識する緊張感
冒頭に書いたように、ゴルフの腕前はスコアです。
スコアが仮に70台ならめちゃくちゃ上手い。120以上だと初心者かなという感じです。(あくまで僕の主観です)
という事は自分の腕前は数字で決まってしまう訳です。
この事を念頭に置いたままラウンドをしなくてはいけません。数字が絶対的な腕前の証となる故に、ラウンドは緊張が付きまとう。
ゴルフの中で中級者と言われている100の壁。もしラウンドをしていてこの100の壁を越えれそうだったらどうでしょう?ドキドキするし、少しのミスも許されないのでハラハラするでしょう。
こんな状況下も練習場ではないでしょう。そんな心理の中、数字を出さなけばならないから、やっぱりこれもラウンドをこなして慣れて行くしかないのです。
決して練習場では味わえない事です。
まとめ・ラウンドの経験を積まないとゴルフは上手くならない
という事でまとめます!
【練習場ばかりではゴルフは上手くならない理由】
1.ゴルフ場では目標に向かってアドレスする事が難しい
2.ゴルフ場には常に傾斜がある
3.ゴルフ場では常に数字が付いてまわる
以上の事から、練習場でいくらショットの腕を磨いても「ゴルフが上手い」とは言えないとなる訳です。
僕もですね、相当練習していきましたよ。結構芯で当たるようになってから満を持しての初ラウンドでしたが、見事な玉砕でした。
空振り連発出し、クラブをホールで忘れるし散々。練習場とゴルフ場は別物だなって感じました。
とは言え、練習場に行く事自体はゴルフが上手くなる為には必要な事だとは思ってます。球に当てられなければ始まらないですからね。
ただある一定のレベルまで行ったのならラウンドをしましょう。
ラウンドをしなければゴルフは始まりません。そしてそれだけ練習した方なら、きっとラウンドしたら今以上にゴルフにのめり込む事でしょう。
ゴルフ場の雰囲気。芝から打つ感触。カップインした時の達成感。
ゴルフの面白さはラウンドにこそあります。
ゴルフ場に行きましょう。
それではまた!
[文:レジャーゴルフのサイト【Caddy(キャディ)】]
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