下半身リードの動きを習得するためのゴルフトレーニング!
エクササイズ紹介
パロフプレス
1.アドレス姿勢になり胸の前でチューブを持ちます
2.横から引っ張られるのに抵抗をしながら手をまっすぐ前に伸ばします
3.反対側も同様に行います
★ポイント
・手を伸ばす際に身体の正面から外れないように行います
・エクササイズ中に腰が反らないように行います
このエクササイズでは引っ張られる力に対して、姿勢を維持することで自然とお腹に力が入ります。
アドレス チューブローテーション(分離)
1.アドレス姿勢をとり両手を合わせ胸の前に伸ばします
2.チューブを両手で握り、テイクバック方向に身体を45°捻ります
★ポイント
・動作中に両肘が曲がらないように行います
・下半身が上半身と共に回らないように行います
このエクササイズではテイクバックの初動の動きに負荷をかけ腹筋を刺激していきます。
初動で腹筋を使うことによって、手でクラブを上げる動きを減らす事ができます。
アドレス チューブローテーション
1.アドレス姿勢をとり両手を合わせ胸の前に伸ばします
2.チューブを両手で握りテイクバック方向に身体を90°捻ります
★ポイント
・動作中に両肘が曲がらないように行います
・上半身だけでなく下半身も同じ方向に回します
このエクササイズでは実際のスイングでもお腹を使って回せるように動く幅を大きくしていきます。
実際のスイングにより近づけることで、身体を使ったスイングの理想の形を作る事に繋がります。
ダウンスイングローテーション
1.アドレス姿勢をとりバックスイングをした状態でチューブを握ります
2.骨盤・下半身を捻ります
★ポイント
・腕でチューブを引っ張らないように行います
・下半身と上半身の捻転差を作るように行います
このエクササイズでは、キネマティックシークエンス(効率的な運動順序)を整えるために行います。
理想的なキネマティックシークエンスは、下半身→骨盤→胴体→腕→クラブの順番で動く事です。
この順番でスイングをすることが最も効率的な動き方です。
理想の動きに負荷をかけ運動をすることで、お腹や足を使う感覚もわかりやすくなると思います。
しっかりとこの動きが出来ていれば捻転差(Xファクター)がしっかり作る事ができます。
メディシンボールスロー
1.アドレス姿勢でボールを身体の前で持ちます
2.左右に小さく振り子の動きをしてからボールを投げます
★ポイント
・手だけで投げずにお腹をしっかりと捻ってボールを投げるように行う
・ボールを投げる際に身体が起き上がらないように行う
このエクササイズでは序盤に行ったエクササイズの重要なポイントを踏まえて行うようにしてください。
速いボールを投げることより、重く力のあるボールを投げることがこのエクササイズでは重要なポイントになります。
手先でボールを投げてしまうと、全身で生まれた力がボールに伝わらずに軽い投げになってしまうので、身体を使ってボールを投げる事により重いボールを投げることを可能にします。
まとめ
今回は当クラブの会員様にご協力いただきトレーニングの風景に密着させて頂きました。
トレーニング後に実際にスイングをしていただいたところ、ボールへいつもよりエネルギーが伝わっていい音が出ていると言っていただけました。
このように理想の身体の動きを道具など用いて実際に”体感”するということが身体の気づきになり運動の定着化に繋がりますので、スイング改造での伸び悩みを感じている方はフィジカルにも目を向けて取り組みをしてみてください。
当クラブもフィジカルでのスイング改善の内容のコラムを様々アップしていますので気になる内容がありましたらご覧ください。
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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江澤 彬
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トータルゴルフフィットネスではテクニカルマネージャーとして「より長く、より上手く」をコンセプトにゴルファーの健康とパフォーマンスに貢献するサービスの提供と、選手育成担当として世界に通用する自己管理能力の高いアスリートゴルファー育成に尽力している。