年下とのゴルフは「少し多めに支払う」のが吉!年下との関係を大切にすべき理由
基本的に若者は若者とプレーしたい!
できればゴルフは同じ年代、仲間内でやりたい。若い頃は皆そうなのです。
そうすればスイングのミスなんて小言はないし、プレーに関して注意される事もない。
そもそも気を使う年上と、一緒にゴルフしたいなんて誰も思わない。それがまして20〜30代の若い世代なら尚の事だと思います。
スコアを出す上級者なら、年上と言えどラウンドする意味はあるでしょう。でもそれは高みを目指してる若者であって、大半は大きなレベルアップを考えていない。
習うにしても今はYouTubeがあって、無料で学べますからね。
若者からして、年上とラウンドするメリットはあまりない。
しかし僕達年上組は、若者とプレーする事に大きなメリットがあります。
若者の思考は新鮮で、プレーは貪欲的。パワー溢れるスイングや飛距離で、いつも同じおじさん達とプレーしている僕にとっては刺激の倉庫です。
やがて皆年取って行く訳です。思考も固まり、ゴルフに対する考え方も変化のないものとなってしまう。そこに新しい風を入れる事で、思考やプレーが若返る事もある。
10年以上前の話ですが、会社でやたらゴルフに誘ってくる上司がいました。年下の僕に気を使ってくれるし、車代なんかも当たり前に出してくれる。ゴルフも上手く、ゴルフ仲間も多い。
そんな先輩に、「なぜ僕なんかをゴルフに誘ってくれるんですか?」と尋ねたら、上記で書いたように、「若者とのプレーはめちゃくちゃ刺激になるから」と仰っていました。
今の僕は当時の上司の気持ちが良く分かります。
年下にとって、年上とのラウンドは面倒です
僕が書きたい事は、「若者との関わりを持とう」という話なんです。「最近の若者は〜」とかいう年配者じゃなく、年下もリスペクトしてwin-winな関係を気付く事がゴルフでは大切だと考えています。
年上が年下に偉そうな態度を取る。令和においてそれは古臭く滑稽ですよ。
あなた達(若者)の思考やエネルギーを貰う代わりに、こちらのちょっとした知恵やお金をあげます。というギブ&テイク。
これがゴルフにおいて、上手な年下との付き合いだと思うんです。
上記で説明した、やたらゴルフに誘ってくる上司。当時僕は心の中で、「いやいや、上司とゴルフなんて気を使うよ。自分の仲間と行けば良いのに」なんて考えてました。
年下とのゴルフは大事にしたいと仰ってて、いつもゴルフに行くと車代や昼食の飲み物を奢ってくれたりしてた。威張らず謙虚な姿勢。
上司のベストスコアは75で当時の僕は100切り未達状態。
こんな僕とラウンドして何が楽しいのか?不思議でした。
若かった僕は、「気を使ってもらってお金も出してくれる。ラウンドしても全然嫌じゃない」と次第に考えを改めました。
年上の所作、お金の使い方というものを学びました。
現在僕は40代。これからもっと年下が増えてくる。そんな時に偉そうな顔で年下に1円も奢らず、車も出さないおじさんにはなりたくない。
気前よくお金を出して、「我々は若い人とゴルフをさせて貰ってる」位の考えでいれば、いくつになっても誰とでも回れる。そんな考え方がこれから必要だと思います。
まとめ・年上ならお金は多めに払いましょう!得る物は多いから
年上ならお金を少し多く払ってあげましょう。話はシンプルです。
年上が偉い、年下は気を使うものなんて、そんな固定概念はもう古い。
そもそもゴルフを愛する紳士は無意識でもそうした気遣いをしています。
40、50、60代になれば自ずと年下とのラウンドが増える。
いつ誘っても良い返事を貰えるよう、お金の使い方を考えましょう。
若者とのラウンドはメリットだらけです。
仕事でも、年下を上手く使える人程出世すると言うじゃないですか。年下を味方に付け、いつも新鮮なエネルギーやバイタリティを受けれるよう、多少の出費は気持ち良く行いましょう。
[文:レジャーゴルフのサイト【Caddy(キャディ)】]
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