ゴルフ初心者のスコアの平均は?男性・女性が目指すべき目安はこれだ!
平均スコアを上回るための対策
前に打つ、まっすぐ打つこと!アイアンは7番とPWの2本使いがポイント
平均スコアを上回るためには飛距離を意識するよりも、まっすぐ前に飛ばすことを心掛けましょう。そのために必要となるのが、クラブによるミスの軽減です。あまり練習で使用したことのないクラブを使うと、上手く当たるか?空振りしないか?と不安がよぎってしまい、ほとんど場合で失敗に終わります。
初心者の場合、こうしたクラブ選択によるミスがスコアを増やす結果となってしまいます。そこで練習でも使用頻度の多い、7番アイアンとPWを積極的に使うようにしましょう。ミドルコースであれば、ドライバーで170ヤード、7番アイアンで130ヤード、PWで80ヤード確実に飛ばすことができれば、380ヤード飛ばすことができますので、3オン、4オンが狙えます。
初心者のうちは、距離に応じてクラブを使い分けるよりも、同じクラブを使い確実にホールアウトすることを重要視するようにしましょう。
リスクを減らすよう心がけること
ゴルフはミスが直接スコアに響いてきます。ゴルフ上級者であっても少なからずミスが出てしまうスポーツですので、初心者が全くミスをしないというのは、より難しいことです。
しかし、ミスをできるだけ減らす努力はできます。例えばバンカーや池越えのショットです。バンカーに入ってしまう可能性がある場合、バンカーを越すために無理して飛距離を望む必要はありません。少しでもバンカーに入ってしまう可能性がある場合には、回避できる確実な方法を選択することが望ましいです。
バンカー手前に一度ボールを進めてから次のショットで確実にバンカーを超えるような、リスクを極力減らしたショットを心掛けるようにしましょう。
ウェッジを練習する
初心者の場合、練習のほとんどを飛距離を出すことに費やしてしまうことも多いですが、コースに出たときに重要になってくるのはグリーンへのアプローチです。経験がものをいう一面もありますが、このアプローチが上手くいけば、確実に平均スコアを縮めることができます。
アプローチの際にはウェッジを使うことがほとんどですので、ウェッジの練習を入念に行っておくと良いでしょう。力いっぱい打ち込むばかりの練習ではなく、どのくらいの力加減で打ったら、どのくらい飛ばすことができるのか、距離と力の感覚をつかむ練習を行うようにしましょう。
グリーン上で大叩きしない
初心者の場合、カップに入れようと力が入りすぎ、カップを大きく超えてしまうことがあります。ボールが予定と全く違う方向に大きくずれてしまうこともしばしば。ティーショットを安定させるためには、1打で無理に入れようとせずに、2打でカップに入れるようにするとミスが減ります。
距離が長い場合は3打で沈めても構いません。
スコアが悪いことを気にして少しでも追い付こうと頑張った結果、ミスが連発してしまう。そんな事態に陥ることも少なくありませんので、確実にカップに沈めるためにも無理のない方法を選択するようにしましょう。
日本人のアマチュアゴルファーの平均値とは?
昔からゴルフでは、スコアの平均が100を切れば一人前(平均以上)と言われていることもあり、100の大台を切ることを目下の目標としているゴルファーは多いです。しかし、本当にこの100を下回るスコアを出すことができれば平均以上の腕前になれるのでしょうか?そこで、参考となるのがアマチュアゴルファーの平均スコアです。
プロゴルフ界では正確なデータが取られていることは知られていますが、アマチュアとなるとそのデータを集めることも今までは簡単ではありませんでした。
最近では、スコア管理サービスが充実したことで、その平均値が明確となってきています。
ゴルフダイジェストオンラインのスコア管理サービスの調査によると、登録している12万人のアマチュアの平均スコアは99.64だそうです。
つまり、この99.64というスコアを下回ることができれば、やはり平均以上の腕前ということになります。
以前から言われている100の大台を超えることは、正しい基準ということになります。
ゴルフ上達のためにも、少しでもスコアを縮め、やがて100を下回ることを目標とできるよう練習を重ねていきましょう。
[文:レジャーゴルフのサイト【Caddy(キャディ)】]
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