上手なゴルファーは自分のことをよく知っている!
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス トレーナーの江澤です。
今回はバズーカ岡田さんと対談をした内容をお伝えしたいと思います。
バズーカ岡田さんは、日本体育大学 体育学部の教授で、世界マスターズ3位のプロボディビルダーでもあり、メディア出演など多方面でご活躍をされています。
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今回は岡田さんに私がよくアスリートなどから質問をされる栄養についてのアドバイスをいただきたいと思います。
私がトレーナーとして活動していく中で、プロゴルファーやプロを目指しているアマチュアの選手から「何を食べたらいいですか」や「どんな栄養補給をしたらいいですか」と良く質問されます。
この内容をサプリメントの慣習などもされるスペシャリストの岡田さんの意見も聞かせていただきました。
良いアスリートになるためには
このスポーツだからどんな習慣をなんていうことはありません。
このアスリートにはこの食べ物を食べましょうということもありません。
スポーツに応じてトップ選手に多い身体つきはあるので目指すべき方向性はありますが、基本はほぼ誰しもが同じです。
それはなぜかというと、我々は誰しもが「ホモサピエンス(ヒト)」という生き物だからです。
なので、スポーツが変わっても食事への考え方が変わることはありません。
ホモサピエンス(ヒト)がパフォーマンスを高めるにはどのようにしていけばいいのかを考えていけばいいのです。
一回の食事での摂取カロリー、PFCバランスを設定しその数値を記録し守ることがその人自身のパフォーマンスを上げることではないとよく伝えています。
こう伝えると、記録をしなくても配分を守らなくてもいいのだと思われる方もいるかもしれません。
それは大違いです。
食事を記録し観察することで自身のパフォーマンスの上げ方を理解することが出来ます。
今回のゴルフの調子は70点だった、ただ前回は80点だったなど毎回ゴルフの自己評価は良い時もあれば悪い時もあるという振れ幅があります。
常に80点の自己評価のゴルフをするためには練習の再現性を高めてクオリティーの高い練習を行いわずかに積み上げた人でしか強くはなりません。
この再現性が高くクオリティーの高い練習をするためには、前日の生活行動や練習前の食事が鍵を握っているのです。
前日の睡眠と食事のデータを管理し、データと自身のパフォーマンスを照らし合わせることによって自身のパフォーマンスを管理できるようになります。
トップアスリートほどこの内容をしっかり把握していてコントロールすることができるのです。