痛風のリスクを高める! 暴飲暴食が危険な理由

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魚卵や干物、レバーの食べ過ぎに注意!

■プリン体の多い食品を控える

尿酸値を上げやすいと言われているのが、プリン体です。じつはこのプリン体、旨味の成分であり、核酸中に多く含まれているもの。そのため細胞数の多いもの、細胞分裂の盛んな組織に多く存在します。細胞核の数=プリン体の数なので、プリン体の数で比べると「たらこ>鶏卵」となります。

毎年冬になると、白子やあん肝、ウニなどがふんだんに使われた鍋料理が「痛風鍋」と呼ばれてSNSでも話題になったりしますが、「魚卵を食べすぎると痛風になる」と言われているのは、細胞の数ゆえですね。

高プリン体食品は、動物の内臓や魚の干物にも多く含まれています。もともと尿酸値が高い人はこうした食品をを極力控えて、プリン体の摂取量が 1 日 400mg を超えないようにしましょう。 そうでなくても、高プリン体食品(100g 当たり 200mg 以上のプリン体を含むもの)は食べる量を控えるのがよいそうです。

プリン体が多く含まれている食品の例

・鶏レバー:312.2mg
・まいわし(干物):305.7mg
・いさき白子:305.5mg
・あんこう肝(酒蒸し):399.2mg
・豚レバー:284.8mg
・牛レバー:219.8mg
・かつお:211.4mg
・まいわし:210.4mg
・大正えび:273.2mg
・まあじ(干物):245.8mg
・さんま(干物):208.8mg

出典:『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版』より(100g当たりの含有量)

■プリン体は水溶性、鍋の煮汁にも注意

尿酸値を上げやすいプリン体ですが、核酸系であるイノシン酸やグアニル酸の旨味成分に多く含まれているので、出汁好きの日本人としては出汁を取る素材にも、ちょっと気をつけるといいかもしれません。

プリン体は加熱しても減りませんが、水溶性のため「茹でる・蒸す・煮る」ことによって、量を減らすことができます。細胞を断ち切るように食材をカットするといった工夫によって、溶け出す量が違ってくるそうです。

逆に、プリン体が溶け出した煮汁に注意です。煮物や鍋料理は、煮汁にプリン体が溶け出ていますので、なるべく煮汁を飲まないようにするのも効果的といえます。

プリン体を多く含む食材は、鍋に入れるととってもいいお出汁が出るような誘惑の食材が多いですよね。「〆の雑炊も最高!」って盛り上がりますが、それが「プリン体、増し増し」の状況になります。美味しいわけですから、食べるなとは言いません。でも、食べるならそのことを意識して、年末年始だけでなく、日々の生活でもフォローしてほしいと思います。





■単なる厄介者ではない、プリン体の重要な役割

プリン体の摂取量に気をつけることはもちろん大事ですが、旨味成分ですので、減らしすぎると料理の美味しさを感じられなくなって、ストレスを生じることもあります。

厄介者のように思われがちなプリン体ですが、じつは生物が生きていくうえで遺伝情報やエネルギー源を担う大切な役割を果たしています。プリン体は、あらゆる生物の体内に存在しています。小さな細胞のひとつひとつに備わっているということは、それだけ生き物にとって大切な物質ということになります。

これはあまり知られていないことかもしれませんが、プリン体は体内で合成されています。 じつは食事から摂取したプリン体が占める割合は、体内にあるプリン体全量の約2割。含有量に差はあるとはいえ、ほぼすべての食品にプリン体は含まれていますから、気にしすぎると、逆に全体の栄養バランスを崩す恐れがあります。

プリン体に過敏になりすぎるのではなく、幅広い食材を適量食べるように心がけることが大切だと言えます。

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