ある日突然、激痛におそわれる「痛風」
・水分を十分にとりましょう
水分を多く取り、尿量を多くすることで尿酸の排泄を良くするように心がけましょう。
水分といっても、アルコール飲料、ジュース、缶コーヒー、清涼飲料水などは高エネルギーになりますので控え、水、ウーロン茶、お茶、麦茶などを十分にとりましょう。
・塩分は控えましょう
痛風は、高血圧、高脂血症などを悪化させます。血圧に関係する塩分は控えましょう。
・バランスの良い食事にしましょう
肉や魚に片寄った食事にならないように心がけましょう。このような場合、芋類、野菜、海藻、キノコ類などを適度に取り入れたバランスの良い食事を心掛けることが必要です。
バランスの良い食事は、合併症となる動脈硬化や腎臓病の予防のためにも大切です。
尿酸値が基準値の7.0mg/dlを超えると、血液に溶け切れなくなった尿酸の結晶化が始まり、尿酸結晶が関節やその周辺、腎臓や尿路にたまっていくと言われています。
痛風は、一度発作を起こすと頻繁に起こりやすくなってしまいます。
ご自分の尿酸値を把握しておくことで、痛風発作を未然に防ぐことができます。
自分の数値を知り、病気リスクを知ることで日頃の生活習慣をあらためるきっかけにもなります。
「自分だけは大丈夫」と思い込んでしまうことが一番危険なのです。
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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