【ゴルフ】スイング中に頭が動いてしまう方はこれができていないかも
胸椎とは
皆さんがイメージする背骨は、脊椎と実際には呼ばれます。
頭の付け根から骨盤まで脊椎が連なっており、上から『頚椎・胸椎・腰椎』と名付けられています。
肋骨とくっついている場所が胸椎となっています。
テーマにもなっている胸椎の伸展ができない人、猫背のような姿勢になっている人はその場で回るだけで頭は左右に動いてしまいます。
この話を聞くと、「胸を張ればいいんだ」と思うかもしれません。
ですが猫背の人が胸を張ろうとすると、腰を反って胸を張っている様に見せている動きをしてしまいます。
これでは頭の動きを改善するための胸椎の伸展の動きを作るどころか、腰痛のリスクにもなってしまいます。
腰を反らさずに胸を張ることが胸椎の伸展の動きになるのでこの動きをしっかりできる様にしていきましょう。
エクササイズ紹介
エクササイズ①『お祈りストレッチ』
1.両膝立ちになり目の前にストレッチポールを置きます
2.ストレッチポールの上に両手を乗せポールを転がしながら手を前に伸ばします
3.10回2セット行います
★ポイント
・胸を床に近づける動きを意識します
・お尻の位置が膝よりも前に行かないようにします
エクササイズ②『クラブを使ったお辞儀エクササイズ』
1.足を肩幅に開きクラブを身体の前でつきます
2.手を前に伸ばしながら股関節から身体を折り曲げてお辞儀をします
3.10回2セット行います
★ポイント
・胸を床に近づける様に動きます
エクササイズ③『仰向け胸椎伸展エクササイズ』
1.ストレッチポールを横にし、肩甲骨が当たるように仰向けになります
2.膝を曲げ両手を頭の後ろで組みます
3.手で頭を支えながら身体を反らします
4.10回2セット行います
★ポイント
・腰が反らないようにお腹に力を入れて行います
・腰が痛くなる方はエクササイズを中止してください
まとめ
エクササイズはしっかり実践できましたか?
スイング中の頭の動きがあるとスイングに何か問題があるかなと考えがちになります。
スイングの問題ももちろんありますが、身体の問題が一緒になっていることがほとんどです。
意外と注目されづらい胸椎の動きをしっかり作り頭の動きを最小限に抑えたスイング作りをしていきましょう。
今回ご紹介したエクササイズはストレッチがメインとなっています。
ゴルフの前後だけでなく、日頃から行うことを心がけてみてください。
動画にてエクササイズ解説をしていますので併せてご覧ください。
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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谷崎 美樹
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、柔道整復師。
ファンクショナルトレーニングで効率よくゴルフボディを作ることを得意としており、プロゴルファーからアマチュアゴルファー、ジュニアゴルファーまで幅広く指導中。また整形外科でリハビリテーションを担当していた経験から痛みのある方へのトレーニング指導も行っている。
自身もゴルフが好きでベストスコアは70台。