よく噛むことの8つの効果「卑弥呼の歯がいーぜ」とは
■どのくらい噛んだらいいの?
噛むことの効果を得るためには、どのくらい咀嚼すればよいのでしょうか。一般的に、一口あたり30回が目安とされています。しかし、うどんやソバのように柔らかい食材の場合は、30回も噛むのは難しいかもしれません。
噛む回数を気にするあまりに、食事の時間が苦痛になってしまっては問題です。おいしく食べられる範囲で、無理なく取り組みましょう。
■よく噛む習慣を身につけるためのコツ
1.食材選びを工夫する
硬いものや弾力性のある食材だと、自然と噛む回数が増えます。ゴボウやレンコン、人参などの根菜類やこんにゃく、干し椎茸などを食事に取り入れてみましょう。食材を大きめにカットして硬めに調理するのが、噛む回数を増やすポイントです。
2. 水分で流し込まない
食事の際に、お茶や汁物で流し込むような食べ方をしていませんか?食べながら水分をとると、よく噛まなくても飲み込めてしまいます。食べ物が口の中にある間は、飲み物をとらないようにしましょう。
3.一口ごとに箸を置く
次から次へと口の中に食べ物を入れるのではなく、一口食べるごとに箸を置いて噛むことに集中しましょう。一口の量を減らすと、咀嚼回数の増加につながります。
よく噛むことは、様々なメリットがあります。しかし、一口の噛む回数をいきなり30回に増やすのは難しいかもしれません。まずは今までより5回増やしてみることから始めてみましょう。
■参考
日本咀嚼学会
http://sosyaku.umin.jp/info/file/info01.pdf
(参照 2020-05-05)
ライオン
https://clinica.lion.co.jp/oralcare/ha-kamu.htm
(参照 2020-05-05)
「文:けんこうフィットNEWS 」
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