生活習慣病、数値が低すぎも良くない?
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
健康診断の検査結果、数値が高いだけが異常値だと思っていませんか?
実は低すぎも要注意。
一般的に、数値は高いと危険、低いほど健康だと思っている人が多いようですが、そうではありません。
例えば、コレステロール。
悪玉コレステロールとも呼ばれるLDLコレステロールにも、必要なコレステロールを全身に届ける役割があります。
ヘモグロビン値が低いのは鉄分不足、アルブミン値が低いと肝機能が低下している等、必要な栄養が不足しているサインであることも。
そして女性に多いのが、中性脂肪の数値が低すぎる事。
過度なダイエットや食事制限を行うことで、身体が栄養不足の状態に陥ると、極端に低い数値を示すことがあります。
それとともに、疲労感を覚える、風邪をひきやすいといった身体の不調が現れます。
ダイエットをしていないのに、中性脂肪が低いという場合もあります。
短期間で大きな数値の変動がなければ問題はありませんが、「肝臓疾患」や、「アジソン病」、「バセドウ病」などの病気にかかっていて、中性脂肪の値が低くなっているケースもあるので注意が必要です。
30~40代になると、アルコールのとりすぎや、運動不足から、中性脂肪は上昇しやすい傾向にあります。
低すぎる場合には、「甲状腺機能亢進症」や、「肝機能」などの病気が考えられます。
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