ダイエットのための正しい油の選び方
出来るだけ控えていきたい!【オメガ6】
オメガ6は、出血を止めたり、異常事態を体に知らせたりする際に必要な油で、オメガ3と共に必須脂肪酸といわれています。
ここで大切となってくるのが、オメガ3とのバランス。現代の食生活にはこのオメガ6が溢れており、注意しないと簡単に摂りすぎてしまうのです。
オメガ6が多く含まれる主な食材として、
●サラダ油やゴマ油
●コーン油
●マヨネーズやドレッシング
●マーガリン
などにが挙げられます。オメガ6を摂りすぎてしまうと、血液が固まりやすくなったり体内のいたるところで炎症が強く起きたりするので、注意が必要です。
更に注意したいのが、マーガリンやマヨネーズなどの食材に含まれている「トランス脂肪酸」という油。このトランス脂肪酸は、原料の植物油にはほとんど含まれていないのに製造過程で出来てしまう脂肪酸で、実は摂ってもなんのメリットもない脂肪酸なのです。
オメガ6を含むもの、とりわけマーガリンやマヨネーズなどを摂取するときは、摂取量に十分気を付けましょう。
過熱調理に強い!【オメガ9】
酸化しやすいオメガ3に比べ、酸化に強く化学的にも安定しているため、加熱調理には適しています。ただし、オメガ9も実は体の中で作られる脂肪酸になるので、摂りすぎには十分注意する必要があります。
オメガ9が多く含まれる主な食材として、
●オリーブオイル油
●キャノーラ油
が挙げられます。ちなみに、正しくオリーブオイルを選ぶポイントとして、
1. エキストラバージンオイルのものを選ぶ。
2. 光を通さない容器(黒い瓶など)に入っているものを選ぶ
→紫外線による酸化を防いでくれます。
などが挙げられます。
おわりに
油も体には必須なものです。特に重要とされるオメガ3の豊富な食べ物を意識的に摂って、揚げ物や炒め物を避けながら「まごわやさしい食」に基づいた和食を中心に食べていれば自然とバランスよく摂れると思います。
ぜひ、ダイエットで油の選定も意識してみてくださいね!
参考文献:『読んだらヤセる本』 山田豊文
[文:DIETA(麻布十番・さいたま新都心・目黒・立川) パーソナルトレーニング]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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