肘外側の痛みをなくす手の使い方とは
[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)(http://jitanbody.com/)]
今回は、肘の外側の痛みの原因について説明していきます。
肘の外側が痛い理由
荷物を持ったり、子供を抱っこしたときなど手首や腕に負担がかかる動作を行った時、肘の外側から前腕にかけて痛みがある。
それは上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)かもしれません。
テニスプレーヤーが痛めやすいことから、通称「テニス肘」とも呼ばれています。
しかし、実際にはテニスといったスポーツ以外の、仕事や家事など日常生活での動作が原因で発症する場合も少なくありません。
この上腕骨外側上顆炎は通常、安静でいる時にはあまり痛みはなく、物を持ったり、ドアノブを回したり、子供を抱っこしている、手首を使う動作を行ったときに肘の外側が痛むのが特徴です。
重い荷物を持つ習慣があったり、保育・幼稚園の先生のように子供たくさん抱っこをする習慣が多い方に発症しやすいです。
また、肘の外側の痛みが進行するとコップが持てなくなるほどに痛みが強くなるケースもあります。
手首を使っているのになぜ、肘が痛むのか
上腕骨外側上顆とは、肘の外側にある骨のことです。
ここには手首や指を動かすための筋肉・腱が複数くっついています。
その筋肉を酷使することで、過度の負担がかかり、炎症が起きることで痛みが起こると考えられています。
なかでも、手首を反らしたり、親指を反らす筋肉が使われすぎていることが痛みの原因となっている事がほとんどです。