ラウンド中、お酒を飲むならこれを食べよう!
ポイント3つ!
『ビタミンB1』を摂る
アルコールを分解する過程で消費されるのがビタミンB群、特に『ビタミンB1』です。このビタミンB1はアルコールを分解する為に必要であり、また一緒に食べた食事をエネルギーに変える為にも必要です。不足すると、飲酒の悪影響から抜け出すことができませんので、ビタミンB1を積極的に摂りましょう!
ビタミンB1を豊富に含み、ゴルフ場で食べられるものを紹介します。
・豚の生姜焼き(豚肉)
・うな重(うなぎ)
・大豆の煮物
・定食のご飯を玄米に変更
うなぎのあるゴルフ場は少ないかもしれませんが、豚肉を使った料理は生姜焼き以外にも様々なものがあります。何を食べるか迷ったら、まずは豚肉を選んでみてください。
『たんぱく質』を摂る
アルコールを分解する為に、もう一つ必要なのが『たんぱく質』です。
アルコールの分解には酵素が必要です。そしてこの酵素の主な成分がたんぱく質です。たんぱく質はこれまでのコラムでも述べてきましたが、肉類や魚介類、乳製品、大豆製品等に豊富に含まれます。何を選ぶかも重要ですが、まずは種類に関わらず『たんぱく質』を食べることが重要です。麺類など炭水化物がメインの食事で終わらせず、主菜となる食材があるか確認しましょう。
また、アルコールは満腹感が得難いことも挙げられます。人間の脳は、一定量のたんぱく質を食べることで満腹感を感じます。アルコールの飲み過ぎを防ぐ為にも、メインの食事と一緒に食べることがおすすめです。
『食事』と一緒に摂取する
ダイエットのために、またカロリーを摂り過ぎないために、アルコールを単独で摂取している!これはカロリーを抑えられる様に見えて、実は身体によくありません。アルコールを分解する肝臓も、エネルギーが無ければその役割を果たすことができません。飲酒は他の食事と一緒にすることで、エネルギー不足や低血糖のリスクを避けることに繋がります。
それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正値は変化します。
引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。