物に頼らない生活習慣の改善
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
床に就く時間をしっかり決める生活習慣
糖尿病という病名に違和感を覚える機運が高まりつつある。「ダイアベティス」と言い換える案が浮上している。
もしかすると、こんな会話を耳にするかもしれない。
「先日係り付けのお医者さんに、ダイアベティスと診断された。」
「ダイアベティス?何それ??」
「むかしの糖尿病。」
「あっ、糖尿病ね。運動不足で食べ過ぎ?それとも飲み過ぎ??」
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確かに呼び名によって患者の生活ぶりや人柄を決め付けられたくありません。
糖尿病という病名がもたらす印象はなかなか消せない。自堕落な生活を送っている、いい加減な人と連想してしまうように解釈してはいけません。
病名を聞いて余計な詮索が働き、良からぬことを連想する人に言いたい。病気それ自体の特性や、予防上注意すべき関連事項を勉強しましょうと。
そこでおさらいです。
糖尿病に2つの型があることは、未だ十分に周知されていないのかもしれません。割合はどうあれです。不健康を引き起こす生活習慣や外部要因から引き起こされるのは2型糖尿病。さらに自己免疫(自己と非自己の区別が付かなくなって、自分自身の組織などを攻撃・破壊してしまう免疫作用)によって、インスリンを分泌するβ細胞が壊されてしまう1型糖尿病もあるのです。(※1)
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