夏は汗でかゆくなる・・・対策は?
気温が上がるにつれて、汗の分泌量も増えます。汗をかくと不快に感じるだけでなく、肌がかゆくなったり、赤いブツブツができたりしてしまうことも。
今回は、汗をかくと肌がかゆくなる原因と対策法についてご紹介します。
汗をかくとかゆくなるのはなぜ?
汗をかくことで起こる皮膚トラブルの代表的なものが「あせも」と「汗かぶれ」です。それぞれの原因についてみていきましょう。
●汗管が詰まることで起こる「あせも」
よく知られている「あせも」は、たくさん汗をかいた後に汗管(汗を排出する管)が一時的に詰まり、皮膚の中に汗がたまることで生じるトラブルです。かゆみや赤いブツブツなどの炎症を起こします。
●肌そのものに原因がある「汗かぶれ」
身体から排出された汗には、ごく微量の塩分やアンモニアが含まれています。これらが肌を刺激して、ピリピリ・チクチクとしたかゆみや痛みが出たものが「汗かぶれ(汗あれ)」です。
健康な肌にはもともと、外部刺激から肌を守るバリア機能が備わっています。しかし、乾燥や紫外線によるダメージなどによって肌のバリア機能が低下していると、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまい、汗かぶれを生じやすくなります。
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