生活習慣病ってどんな病気?【糖尿病 編】
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
生活習慣病とは、文字通り 日頃の「生活習慣」からなる病気で、
栄養バランスの偏った食事・食べ過ぎ・運動不足・飲酒や喫煙・ストレス過多・・
上記のような生活を続けていると、生活習慣病を引き起こしてしまうと言われています。
よく耳にする病気「高血圧」「脂質異常」「糖尿病」「動脈硬化」「肥満(メタボリックシンドローム)」
これらの病気は日頃の生活習慣が原因となり発症した、生活習慣病のうちのひとつとされています。
これからも元気に、健康な生活を続けていくには どんなことに気を付けるべきなのでしょうか?
今回は、【糖尿病】の注意点や改善点についてご紹介します。
【関連記事】その症状、肝機能低下のサインかも!「肝臓」と「疲れ」のつながりについて
糖尿病とは?
私たちの体内には、すい臓から分泌される「インスリン」というホルモンがあり、血糖の濃度を調節してくれると言われています。
体内に血糖を上げるホルモンは複数存在しても、血糖を下げるホルモンはインスリンのみ というところが重要なポイント。
このインスリンの働きが悪くなってしまう原因は2つあり、ひとつは すい臓に異常が起こった場合。
もうひとつは慢性的な運動不足、ストレス、不規則な生活スタイル、食べ過ぎなどの生活習慣の乱れからインスリンが働かなくなる場合だと考えられています。
では、もし生活習慣の乱れからインスリンが作用しなくなると、体にどんな影響を及ぼすのでしょうか。
インスリンが作用しなくなると・・・?
体内でインスリンの作用が低下すると、「高血糖(=血糖値が高い状態)」になると考えられています。
高血糖は糖尿病の原因とも言われているので、糖尿病を引き起こしてしまうことも。
のどが渇く・疲れやすい・急に痩せた・トイレが近い(尿量が増えた)・・・
こんな症状のある方は、もしかすると糖尿病のリスクがあるかもしれません。
糖尿病は自覚症状が少しずつ表れるため、なかには高血糖の状態が5年以上続いた例もあるそうです。
もしも、少しでも自覚症状や気になる点があれば早めに医療機関を受診しましょう!