お酒と肝臓の関係って?
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
お酒を飲み過ぎると肝臓に悪いというのは何となく皆さんも知っているかと思います。
では、実際にお酒を飲み過ぎてしまうと肝臓にどのような影響を与えてしまうのでしょうか?
アルコールをとりすぎると、脂肪酸から中性脂肪が大量に合成されて肝臓の細胞に蓄積されるため、脂肪肝が起こりやすくなると言われています。
また、余分な中性脂肪はさらに血液中にも流れ込み、高脂血症や動脈硬化の原因ともなるそうです。
脂肪肝の状態をほうっておくと、アルコールが分解されるときに発生する毒性物質のアセトアルデヒドや活性酸素によって、次第に肝臓の細胞が壊され、「肝硬変」へ…
さらに放置していると「肝不全」や「肝がん」にもなりかねないと言われています。
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